建築事例

丸い甲羅の家

建築主は高知の嶺北地域を拠点とする古くからの林家で、若い頃、米国での生活経験も有り、屋根に素焼きのS字瓦を使うなど、洋風も採り入れる柔らかい感性の持ち主でした。この「丸い甲羅の家」は、老年を過ごすための都会の別荘という造りで、外観からも一味違ったものの有りそうな家になっています。床や家具などインテリアには自家で手に入ったが商品にならない樫材や桜材などで特注したベッドや書棚などが作られ、ジョージナカジマの庶民版になっています。

建築詳細

竣工
二〇〇二年五月
構造
木造二階建
主な外部仕上げ

屋根 / 銅板瓦棒葺

壁 / 土佐漆喰塗、銅板押縁止

主な内部仕上げ

天井 / 床厚板見出し、化粧裏板見出し

壁 / 土佐漆喰塗、松煙漆喰塗、スギ縁甲板 厚一五ミリ オスモカラー拭取

床 / ケヤキフローリング、スギ厚板 厚三三ミリ オスモカラー拭

設計

山本長水(山本長水建築設計事務所)

施工会社

株式会社富士ビルド

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