建築事例

月見台のある家

この住まいは団地全体が西下がりの眺望の良い高台に建ちます。敷地の高低を利用し、西の道路より地下に入る車庫が設けられており、総2階建ての木造は僕の住宅のプロトタイプである「納屋型」によります。
平面の特徴はご主人のための書斎が居間・食堂と付かず離れずの位置にあること、2階西の息子さんの部屋にはロフトがありそのロフトから月見台(桟敷)に出ることができることです。
設計時に高校生であった息子さんに「どんな家に住みたい?」と問いかけると「自分の部屋から月を見ることが出来る家に住みたい」との感性豊かな答え。雨は漏らしたくない、紆余曲折の上桟敷となりました。

正解であったかどうかわかりませんが、月の見える家に住みたいと言った御子息は現在大学3年建築コースへ。益々建築への興味が増しているようです。

建築詳細

他の建築事例

お問い合わせ・ご相談

土佐派の家ネットワークス

土佐派の家ネットワークス