いの町の住宅団地の家です。度々浸水が起こる土地の災害対策として敷地をかさ上げし、一階床も高くしています。家本体は居室の2層部分と水回りの下屋で構成し、十分に伸びた下屋が玄関ポーチと縁側を守るつくりとしています。下屋が内外の中間領域をつくり生活の質を上げ、建物を風雨と強い日差しから守ることを意図しています。
外部は軒下で守られた漆喰壁と杉板壁そして、塀も杉板でつくり素材の一体感で家の表情を出しています。
屋根 / 日本瓦葺き
壁 / 土佐漆喰塗、杉板張り
天井 / 杉化粧野地板見出し
壁 / 土佐漆喰塗
床 / 杉板フローリング
山崎工務店