消失した家の保険金1,200万円しか予算が無いという注文でした。一級建築士の資格を持つ娘さんからの相談でした。
お花の教師でもある建築主は一人住まいで、床の間の有る和室が必要でした。
娘さんの家族が泊まれる部屋が有れば良いと思われましたが、予算的に無理でしたので、山の裾の斜面の地形に添った形態のロフトを活用することで対応しました。
活け花が似合いそうな、木と土の家です。
屋根 / アルミ板瓦棒葺
壁 / スギ縦羽目板張、土佐漆喰塗
天井 / 床厚板見出し、化粧裏板見出し
壁 / 土壁中塗仕上、スギ縁甲板 厚一五ミリ 米ヌカワックス拭
床 / ヒノキフローリング 厚一五ミリ、スギ厚板 厚三〇ミリ オスモカラー拭、タタミ敷
株式会社富士ビルド