敷地は県西端の海岸部、津波浸水地域から移転用の高台住宅団地です。
介護を目的の段差なしの平屋親世帯を東側道路からの導入とし、2階建ての子世帯を西側道路と明確に分離しながら、寄り添わせた家です。
平屋部分はアプローチから玄関居室そして南庭テラスまで段差をなくしています。水回りはゆとりを持たせ老親介護に対応しています。
シンプルな切妻瓦屋根を十分に伸ばし、車からの昇降玄関アプローチそして南庭テラスを軒下に取り込み、車いすでも室内から軒下・屋外に活動範囲が広がることを意図しています。
屋根 / 日本瓦葺き
壁 / 土佐漆喰塗、杉板張り
天井 / 杉化粧野地板見出し
壁 / 土佐漆喰塗
床 / 杉板フローリング
(有)沖建築