建築事例

横滑りごめんの家

電気回路に過剰な電流が流れるとブレーカーが作動して器機の安全を守る。このような安全弁の機能は建築にも有った方が望ましい。ここでは土台の下の基礎の部分に磨いた御影石を上下ペアで使用し、建築基準法の決める極めて希に起こる地震動(約400ガル)を越える力が掛かるとこの部分が横滑りしてそれ以上の力が建物に加わらないようにするメカニズムが使われている(矩計図参照)。

ヒノキは一般的にスギの2倍の価格であるが、この当時ヒノキの市価が異常に安くなっていたので、特別に総ヒノキ造りにしている。但し大断面の梁材は高価になるので、胴差しは120角材の2段重ねを使い、床梁は曲がり材のタイコ落とし材を活用して経済性にも留意している。

建築詳細

竣工
二〇〇六年一〇月
構造
木造二階建
主な外部仕上げ

屋根 / 瓦葺(日本瓦)軒先一文字、一部ガラス瓦葺、銅板一文字葺

壁 / スギ縦羽目板張、土佐漆喰塗

主な内部仕上げ

天井 / 床厚板見出し、化粧裏板見出し

壁 / 土佐漆喰塗、ヒノキ縁甲板 厚一五ミリ 米ヌカワックス拭

床 / ヒノキフローリング 厚一五ミリ三三ミリ オスモカラー拭、タタミ敷

設計

山本長水(山本長水建築設計事務所)

施工会社

有限会社勇工務店

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