10月21日から毎週土曜日に開講しておりました
高新文化教室「土佐派の家づくり」講座。
今期も無事終了しました。
受講いただきました皆様、ありがとうございました。

第4回目は、アクシス建築研究所・太田さんと村山瓦さんが担当。
太田さんのテーマは、「十人十色の家づくり&予算計画」の話。
工事費や諸経費‥、家づくりにどのくらい必要なのか？
太田さんの今までのデータを元に必要な予算について話をしました。

後半の講座は、村山さんによる「瓦の優位性について」の話。
耐火、耐水、耐寒、耐熱、耐久性に優れた粘土瓦。
家を長持ちさせるには、屋根材の選び方が需要。
瓦屋根は結露が起こりにくく、瓦自体も環境に負荷のかからないSDGｓな素材
と瓦の良さについて、映像を交えながら説明しました。

そして最終回は
「土佐派の恵みを生かす家」をテーマに上田博史さんと
「施工について」勇工務店・塩見さんが話をしました。

「土佐派の家」は
建築家それぞれの意匠が表現された家ですが
素材や手法が統一されているため
その町並みには、まとまりがあります、、、と上田さんの話。
素材の機能性やデザイン性について話を進めました。

「施工」の話では、工務店の役割をスライドで説明。
その後、受講生の方々に移動をしてもらい
勇工務店の刻屋見学を行いました。

最終日は、少し肌寒いなかでの刻屋見学。
皆さま最後まで、熱心に受講いただき
ありがとうございました。