設計・山本 長水
(山本長水建築設計事務所)


 
天国からたっぷりとした自然光が降りてくる。この屋根の下で炊事や食事は云うまでもなく、農作物の加工、道具や器具の手入れ、更には車の手入れまで、これまで野外で行われがちであった山村での厳しい作業が暖かく明るい光の下で行われる、このような希望を受けてこの大空間(200平米)はつくられている。

 一連の福祉施設(全体像は未完)のメイン施設として皆が集まる中心施設である。中央の8m×20mは無柱空間となっている。このような意図から、薪炊きのオーブンをも備えた台所の設備はこの空間の主役であり、中央にある畳8帖敷の部分は舞台として寸劇や演奏の行われる場になって、スポットライトが設備されている。

 トップライト(12m×2m)にはガラス瓦が使われ、木製のルーバーでコントロールできるものになっている(トップライト詳細図参照)。冷房設備はなく、暖房設備としては暖炉のほか、薪炊きのペチカがある。(山本長水)
天国どろぼう
天国どろぼう
天国どろぼう
  
土佐派ネットワークス
ギャラりー一覧へ
天国どろぼう
天国どろぼう