朴訥の家
設計・上田 堯世
(上田建築事務所)


 
この住まいは林業を専門とする公務員のご主人と家族の将来像をしっかりと持つ奥さまと2人のお子さんのための家です。

 南玄関を入ると階段越しに北庭が見えます。玄関ホールを挟み東に時々孫を訪ねるお爺ちゃんお婆ちゃんのための和室があり、生活の場は西です。居間と玄関の上部は吹き抜けで大きな空間を楽しみます。冬の寒さを防ぐため、天井面に3尺毎の床梁の間を水平にスライドする障子を入れ、熱損失を防いでいます。

 骨格は僕の住宅のプロトタイプである「納屋型」を発展させたもので、伝統的な強い納屋の構法に習ったものです。柱は4寸角、大黒柱は8寸角、梁は基本的に4寸×8寸をシステマチックに組み上げたバランスの良い建築です。(上田堯世)
朴訥の家
朴訥の家
朴訥の家
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